ペットフードを購入する際の基本的事項や、知っていて損はない豆知識を 5つのチェックポイントに分けてレポート!!

1.ご自分のワンちゃんのタイプをしっかり把握

ドッグフードを選ぶ際に最も基本になりますが、愛犬の年齢(ライフステージ)・犬種・体重・健康状態・好みをしっかり把握している事が大切になります。ドッグフードを一度でも買われたことがあれば気づかれると思いますが最近のフードはライフステージにあわせたフードが多数でております。まず、年齢についてですがこれが最もポピュラーな分類の仕方で、代表的な分け方に

幼犬(仔犬・パピー)用  成犬(メンテナンス)用  老犬(シニア)用

があります。
 この区分の境界には特に明確な線引きはなくフードによってまちまちですが、だいたい1才くらいで成犬、6〜7歳齢以上から老齢(高齢)と考えてください。(フードによって多少の差はありますがその都度ラベルなどで確認してください。)基本的特徴としては成犬用を中心に考えると、幼犬用はカロリーが高め老犬用は低めに製造されています。 そういったフードの性質上、幼犬用は成長期犬用・活動犬用・妊婦犬用・授乳期犬用(カロリーが多めに必要)などと一緒に表記されている事が多いようです。また、逆に老犬用としてでているフードはダイエット犬用・肥満犬用・運動不足犬用(カロリーをある程度抑える必要)などと一緒に表記されているのも見られます。
 また、ドライフードなどではその粒の大きさにより、小型犬用・中型犬用・大型犬用・超大型犬用などが付随して表記されていることもあります。

 次に、これはペットの現代病として近年目立ってきたアレルギー症状・皮膚病・成人病などに対応している、いわゆる処方フードなるものです。皮膚・耳などをかゆがる、通常より多量に毛が抜け落ちる、目やにがひどい、などの症状が出たら今使っているフードを疑ってみましょう。フードを変えるだけで改善された、というケースが多いようです。
 病院でもフードを変えることを勧める獣医さんが多いです。ショー用に毛づやをよくする為に使用する場合もあります。

 また、いくら飼い主が納得して(価格的・内容的に)購入したフードでもワンちゃんにも好みというものがございます。こればっかりはワンちゃんの鼻の前まで持っていかなければ、また実際に食して見なければわからない部分があるので、新しいブランドのフードを試す場合には最初なるべく少量で購入された方がよろしいでしょう。

2.原材料のチェック

 ドッグフード購入の際に気にしなければならないのがフードの正体。原材料表記の基本ルールとして、全体に対する重量の重いものから順番に表記されています。つまり、最初から5番目くらいまでに表記されている原材料がそのフードのベースとなっていると覚えておいたほうが良いでしょう。詳しくは、”原材料表示のマジック”の方で触れますが、この上位5つの原材料は必ずチェックしてください。 ちなみに、ワンちゃんとの相性を考えるとトウモロコシの類は消化に悪い、大豆は○○○という病気の原因になるともいわれています。原材料にそのようなものが含まれているフードはフードの中に占める割合がどのくらいなのかに思いをめぐらせるのも良いのではないでしょうか。
 また、一般的にフードに関して関心のある方などは副産物・副産物ミール(英語で副産物関係はBy-Productsと表記)などが原料に入っているフードを避ける傾向があります。理由など知りたい方は”原材料のマジック”で触れているのでそちらをご覧になってください。

上記の他に以下の点にも注意しましょう。
 ■砂糖や合成甘味料が入っていないこと。
 ■塩化ナトリウム(食塩)が余分に添加されてないこと。

3.保存料のチェック

 ペットフードはやはりその性質上、商品として成り立たせるためにある程度は日持ちしなければなりません。そのために各種保存料が添加されています。結論から言いますと、合成保存料としてBHA・BHT・Ethhoxyquin等の名前があがっている場合にはそのフードを避けたほうがよろしいです。これらの保存料は胃がん・肝臓ガンなどのガンを引き起こす発ガン性物質として報告されています。 最近は各メーカーもナチュラルフードにちからをいれておりビタミンB6やビタミンD3などの保存料が使用されるようになり、合成保存料無使用などの表記が目立ってきました。今後はそのような点にも留意してフードを選んでみてはどうでしょうか。ただ、ペットフードのラベル表記に保存料の表記の義務はないので、”保存料の表示が無い=フードに入っていない”ではないことを覚えておきましょう。 (逆にしっかりと合成保存料などを表記しているメーカーは良心的??)もう少し深い話しがありますが、知りたい方は”原材料のマジック”を御覧になってください。

天然保存料のビタミンCやEが使用されていることが望ましい。
合成調味料、着色料、着香料、防カビ剤などの合成添加物類が使用されていないものが望ましい。
良質な脂質を使用していて、植物性脂肪・動物性脂肪がバランス良く含まれていること。

4.賞味期限のチェック

 牛乳とかヨーグルトを買うときにはあんなに気にするのに、ドッグフードを購入するときには何であんなに気にしないんでしょうか。やはり生き物が口にするものなのでしっかりと見てあげましょう。
 ペットフードの賞味期限は結構長めのものが多いのですが(保存料の種類や量がちょっと心配!)ぎりぎりの賞味期限のフードを置いてあるようなショップや量販店での購入は控えた方がいいでしょう。通信販売などでは賞味期限が確認できませんが一度購入してみて、賞味期限が短いと感じたらそのショップからの再度の購入は避けた方がよろしいです。
 特に、並行輸入品などを正規品よりもディスカントして販売しているショップは仕入れに掛かる費用を低く抑えるために船便による大量仕入れなどを行っていることがあります。そのような場合当然ですが、フードが製造されてから私たちの手に入るまでの日数が正規品よりはかかります。また、フードに不備があった(カビが生えていた)などのトラブルの時にも並行輸入品の場合は対応していただけません。購入する際は、並行輸入品か正規品かを確かめて納得してから購入するようにしましょう。

真空パックなどパッケージに力を入れていたり、酸化防止のために窒素が充填されているなどパッケージングに力を入れているメーカーのフードなどを選ぶのも1つの手。同じような賞味期限でも添加されている保存料の量がおさえられていると考えられるので。
■小分けされているフードは使用時に開封できるため賞味期限を有効に使える。

5.その他のチェック事項

店頭での保存状態

いくら、メーカーが袋に神経を使っていても販売店が保存に気を使っていなければ中身のフードが変質するなどの悪影響を及ぼす可能性が大です。直射日光を当てているようなショップでは購入しない方が無難。(店主がフードに関してあまりにも無神経なのはそれだけで購入意欲をそがれますね。)

総合栄養食

「その食事と水だけで動物の特定の成長段階における健康を維持するのに必要な栄 養素が摂取できる食事」、と定義されています。特別な場合(疾病による処方食を必要とするとき等)を除いては、”総合栄養食”と表記されたものを選択しましょう。

AAFCO基準

米国飼料検査官協会の定めた栄養基準のことをいい、ほぼ毎年、栄養基準が見直されています。(Association of American Food Control Officials)”AAFCOの栄養標準を満たしている”、”AAFCOの給餌試験合格”などの表記を選択の一つの指標にするのも良いでしょう。

NRC基準

米国科学アカデミーの研究委員会が定めた栄養基準のことをいいます。( NATIONAL Research Council )”NRCの栄養標準を満たしている”などの表記を選択の一つの指標にするのも良いでしょう。

フードの色
不自然な色(きれいな赤や緑など)のフードは明らかに着色料によるものです。着色料にもいろいろありますが、基本的に犬などは色を識別する力は弱いです。つまり着色という行為は我々購入する人間を意識しての行為です。美味しそうな色だからという理由での購入はメーカーの思う壺です。ペットがしゃべれたら必ず言われますよ”お願いだから色では選ばないで”と。

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